本の帯に、「東大法学部を首席で卒業→財務省官僚→弁護士→ハーバード留学」と記載が有りました。首席で卒業って?と思い手に取りました。僕は、”首席”とは正しい意味を考えたことが無く、入学時のテストの点数が一番良かったのかと思っていましたら、そうではなく、卒業成績で”優の数が一番多い人”が該当する事と知りました。彼女はこの意味を考え、大学時代、首席に拘って勉強した、との記載が有りました。
彼女の考える、”一般人があり得ない努力をし、一般人では無しえない成果を生み出す”事の重要さ、非常に大切だと思いました。努力もしないで成果を期待する、事は甘いと言わざるを得ません。また、努力は正しい努力をしなければ、より成果が上がらない事も事実です。彼女が、自分は普通の人間で、尋常ではない努力の上に勝ち取った学力、伝わりました。もっと早くこの様な書物に出会い、まじめに勉強するべきだったと54歳の自分に猛反省です。
今度は、同著者の批判も多い、東大首席弁護士が実践! 誰でもできる<完全独学>勉強術・東大首席が教える超速「7回読み」勉強法等も読んでみたいと思います。レビューでの批判の多くは、的を得ていない、いつもの実施してみての体験談ではなく、実施する前からの「どうせ自分にはできない」「彼女だから出来た」等の遠吠え批判です。惜しげもない自分の努力を誇りに思っている彼女、生き方が好きになりました。
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